市政の動き−活動報告

【14.08.02】第56回自治体学校in仙台に参加しました

鳴子の米プロジェクトと地域おこしを学ぶ分科会に参加しました

   7月26日(土)〜28日(月)にわたり、仙台市仙台国際センター・東北大学を主会場として「被災地で学ぶホンモノの地方自治」のタイトルのもと開催されました。全体会記念講演杉原泰雄一橋大学名誉教授の「日本国憲法の地方自治」がありました。現代でも中央集権体制志向がある。憲法の中で「戦争の放棄」、「地方自治」が軽視されていたこと明らかにします。
 全体講演の後、被災地リレートークが続きました。
(1)「原発災害の現状と自治体の役割」として馬場有福島県浪江町長
浪江町の現状、復興ビジョンと復興まちづくりの課題などについて(写真)
(2)「地域の中の保健師」として岩間純子岩手県大槌町地域包括支援センター
研修会の途中で地震が発生、同僚3名と災害対策本部に向かった。自治体職員として迷いはなかったが、行動を共にした同僚3名が犠牲になった。
(3)「日常を取り戻すために 日常を失わないために」小島直弘河北新報社報道部 震災取材担当デスク
被災地の復旧復興では「自治体間の格差」、「被災者間の格差」2つの現象が目立ってきた。復旧が遅れるなか、産業再生、雇用確保は喫緊の課題。
震災の記憶風化が進むなか、次なる地震・津波災害への備えがおろそかになっていないかの懸念がだされた
分科会は「鳴子の米プロジェクトと地域おこしを学ぶ」に参加しました。NPO法人として、8年前から始まり、農家に1俵18,000円の生産費を保障して、山間地農業と地域に元気を与えている取り組みです。山間地でも育つ米を農業試験場で探し出し「ゆきむすび」と名づけ、地元の温泉街や全国の皆さんにより利用されています。

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