市政の動き−活動報告

後期高齢者医療制度の学習会を開催

国は後期高齢者医療制度を中止・撤回してください

  10月25日(木)午後1時30分より「後期高齢者医療制度」の学習会が高瀬町農村環境改善センターにおいて「くらしと税金を考える会(民商・医療生協・共産党などで構成)」主催で開催しました。
 まず多田治三豊市議会議長(香川県後期高齢者医療広域連合議会議員に三豊 市より選出)より「・・・適正な運営、被保険者の費用負担等において、皆様 方のご意見を拝聴することが必要であり、広域連合議会議員の一員として、その貴重な意見を反映させていくことが、医療制度の充実に繋がるもの・・・・」との内容の市議会代表メッセージをいただきました。
つづいて、三豊市健康福祉部香川秋訓部長よりあいさつがありました。
講師紹介
(1)制度説明・質疑
三豊市健康福祉部医務国保課 大西貢課長
広報みとよ5月号掲載「老人医療受給者の皆さんへ」や
香川県後期高齢者医療広域連合作成チラシに基づいて説明されました。
多くの方より制度の仕組みについて、保険料がどう変わるのかなどの具体的な質問も数多く出されました。
・来年4月実施で保険料が決まってないが、実施できるのか。
・保険料が決まっていないので、今と比べてどうなるのか具体的な比較ができにくいことです。

(2)制度上の問題点・運動方向
香川民主医療機関連合会 野口卓事務局長
学習資料
・問題点は明らか
1.これまで健康保険の扶養者だった人が、75歳から新たに保険料を負担するようになる。全国200万人、三豊市250人
2.年金が1ヶ月1万5千円の人からも、保険料が介護保険料とともに天引きされる。
3.保険料を滞納すると保険証が取り上げられる。滞納1年で短期保険証、1年半で資格証明書、その先は保険給付差し止め。
4.医療給付が病気毎の定率制になるので、支払われる医療費の枠内での医療となる。
5.保険料の減免制度が知らされず、不十分。
60医療費の10%は保険料として徴収されるので、医療費が増えると自動的に保険料が引き上げられる。
7.住民に知らされていない。公聴会を開くなど高齢者の声を直接聴く場を設けることが必要。

・県・市に対する要求
1.議会は、国に対して「中止・撤回」を求め意見書をあげてください。
2.保険料は後期高齢者の生活実態をふまえた支払可能な額とすること。
3.充実した制度とするために市の一般財源から広域連合へ支出してください。

11月26日(月)13:30より香川県後期高齢者医療広域連合議会が開かれ、保険料等の決定を行う予定になっています。この日までに、われわれの願いを届けるための取り組みが必要となっています。

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