市政の動き−活動報告お知らせ

内海ダム再開発を考えるシンポジウムに参加

寒霞渓にムダなダムはいらない

   2月14日(土)13時30分から香川県民ホールにおいて、香川革新懇・日本共産党香川県議団共催による内海ダム再開発を考えるシンポジュウムが開催されました。県下各地をはじめダム建設予定地の小豆島からも多数参加されました。
  《PDFシンポジウム 参加案内チラシ》
 パネラー
  山西克明さん(寒霞渓の自然を守る連合会代表)
  谷脇和仁さん(弁護士・日弁連公害対策・環境保全委員会事務局)
  林田直樹さん(川辺川ダム反対運動、弁護団事務局)
  白川容子さん(日本共産党香川県議会議員)
   《PDF 民意がヤマを動かした 川辺川利水訴訟原告団事務局 》
   《PDF 内海ダム再開発についての日本共産党の見解》
内海ダム再開発反対の取り組みは、地元から起こった公共事業に対するはじめての反対運動です。
  《PDF 内海ダム知事宛はがき》

「事業の概要」
 内海ダム再開発事業は、県と小豆島町が同町神懸通の別当川にある既存ダムの下に新たに多目的ダムを建設する事業。新ダムはえん堤の高さが現在の2倍の約42メートル、総貯水容量は7.5倍の約106万トンとなる。
「突然に巨大化した再開発」
 わずか4キロメートルの別当川に、早明浦ダムより47メートルも長い447メートルの巨大堰堤。しかし貯水量は1/300。どう考えても必要がない巨大ダム。
「まずダムありき、理由は後付け」(超党派の国会議員視察から)


事業の経過と反対運動の経緯

1999年10月 県議会で再開発事業の概要発表、貯水容量7.5倍に
2001年 1月 住民団体が国土交通省に事業の凍結・中止を求める要望 (2002年、2003年にも同申し入れ)
2001年 7月 事業凍結求め「内海ダム再開発事業と国立公園寒霞渓の 自然を考える会」が県に要望書提出
    9月 「考える会」が凍結求める署名1232人分提出
2003年 3月 「自然と共に生きる会」などが事業中止を求める立ち木トラスト開始
2004年10月 小豆島「海と山」からの水害を考える全国集会、約500人
2005年 3月 景観検討委員会始まる(非公開)
     4月 事業に反対する「寒霞渓の自然を守る連合会」が県に公開討論会の開催と情報開示を申し入れ
     5月 「自然を守る連合会」が知事に別当川の水位痕跡調査結果などの開示請求
    11月 知事、06年度から新ダムの道路工事に着手する意向を公表
2007年8月 県と小豆島町が土地収用法に基づく事業説明会を開催
2008年3月 県と小豆島町が事業認定を国土交通大臣に申請
     4月 反対側住民、公聴会の開催請求を四国地方整備局に申請
     6月 四国地方整備局は、小豆島町、土庄町で公聴会を開き、賛成・反対双方の立場から19組計33人が意見を述べた
    11月 香川県公共事業再評価委員会、県に「住民の理解を得る努力をしてほしい」と注文を付け、事業継続を認める
    12月 「寒霞渓の自然を守る会連合会」土地収用法の適用申請を取り下げるよう求める申し入れ書を県に提出

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